4年福祉体験学習
2024年9月26日 11時09分
4年生の福祉体験で浅沼裕子さんを講師に迎え、視覚障害のある方の日常生活についてご講演をいただきました。
ドレッシングのびんに、ドレッシングだと触って分かる表示があることや、2種類あるときには輪ゴムを片方にはめて区別することなど、分かりやすく説明していただきました。
浅沼さんの傍らには盲導犬のスーさんがおとなしく伏せの姿勢で寄り添っています。
2班に分かれたもう一つのグループでは、ガイドヘルプ体験を行いました。
案内役の児童は、自分のひじにつかまってもらい、渡り廊下や段差を安全に歩けるようにサポートします。
視覚障がい者役の児童は、白状を手にし、慎重に一歩ずつ歩みを進めていました。
途中でベンチに座ったり、写真の光景を見えていない人に分かりやすく説明する活動にも取り組みました。
最後に浅沼さんへの質問では、盲導犬への指示をどのように出しているのかを実演していただいたり、家の中などよく知っている場所では盲導犬に頼らなくても普通に生活ができていることを教えていただいたりしました。
これから小学4年生としてどんなことができるのか、世の中がどのように変わっていってほしいかなど、福祉について考えるヒントをたくさんいただきました。