リーディングDXスクール事業の総括として校内研修を行い、今年度取り組んできたことを振り返り、取組の成果や課題についてまとめました。総括とはいっても、「事業を終えて」ということではなく、「これからの教育(校務・授業)DX」として、事業を通して変わってきたこと、変えてきたことを確認しました。
姫山小学校では、GIGAスクール構想の下、子どもたちの「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実に向け取り組んできました。そして、1人1台端末は、アナログからデジタルへと学習形態を変えていくための単なる「もの」ではなく、学校と家庭をつなぐツールとしても大きな役割を果たしました。今後は、授業のDXとして、「教える授業」から「学び合う学習」を合言葉に、私たち教員が学習者のよき伴走者として、教育DXのさらなる充実に取り組んでいきます。また、これらの実践を一つでも多くの学校、一人でも多くの教員に広め、愛媛教育の発展に努めていきます。
教職員を対象とした自主研修Ⅴを行いました。今回も教育研修センターより講師をお招きしました。
今回は、クラウド環境の活用についての研修です。「Teams」を中心に、クラウド環境を利用した様々な機能について研修しました。
まず、本校職員から、クラウド環境を利用した振り返りシートについて説明がありました。職員同士が高め合うという形の研修では、担当職員が授業の中で実際に利用している方法について説明を受け、実際に作成、活用してみました。
次に、Teamsを使ったファイル共有についての研修を行いました。ロイロノートの活用が大半を占めていたこともあり、Temasの充実した機能の活用について新たに理解することができました。
2年生がタブレットのアプリを使って、音読練習することを始めました。
配られた物語や説明文のテキストを録音、録画して先生に提出する方法を教えてもらい、早速試しに練習してみました。
これからお家でもたくさん練習できそうですね。(*^^)v
5年生が、「みきゃん通帳」を使って、読書記録をしていました。
「みきゃん通帳」はEILS上で動作する電子版読書通帳です。読書記録、本を探す、ランキングの3つのタブを切り替えて使います。
5年生は図書館で借りてきた本にあるバーコードを読み取って、読書記録をしていました。
5年生の教室では、タブレットで夏休みの思い出を打ち込んで、クラス全体で共有する活動をしていました。それぞれの思い出や夏の活動を一覧にして、わかりやすく表示できます。
夏の成長がよくわかりますね。
教職員を対象とした自主研修Ⅲを行いました。
今回も教育研修センターからお二人の先生をお招きしての研修です。
自主研修とはいえ、他の校務のない先生方は全員参加しての研修となりました。
前半は、クラウドを活用することで校務の情報化を推進していこうということで、OneDriveでのデータ共有、共同編集等について研修を受けました。校務の情報化だけでなく、授業での活用法なども提案していただき、2学期からの授業に行かせるのではないかと思います。
後半は、夏季休業中に入替となる校務用パソコンについての説明です。入替となるパソコンを見ながら、操作の仕方等について詳しく説明していただきました。
4年生、算数科「小数」の学習では,、授業で扱う問題を予習として家庭で解いてくるスタイルに挑戦しています。
前日に配布されたプリントの指定された部分を家庭で自力解決し、それをロイロノートで提出しておきます。
教師のチェックがあることで、子どもたちは自信を持って発表したり、話し合ったりすることができるとともに、
事前に練習問題の一部分を解いておくことにより、友達同士で相談したり、練習問題を解いたりする時間を確保することができるようになりつつあります。
今まで以上に「分かる喜び」が、あふれる授業になると良いですね。
教職員を対象とした自主研修Ⅱを行いました。
今回も、教育研修センターから講師の先生をお招きしての研修です。
前半は、普段の授業観をアップデートし、日常的な活用から教科の学びを深め学びの本質に迫るという観点から様々な授業スタイルについて紹介していただきました。
後半は、授業自体を「教師による一斉授業から子ども主体の学び」へ、教師の立ち位置は「TeachingからCoaching」へということを意識した協働的な学び・個別最適な学びをめざす授業づくりとして、模擬授業を行っていただきました。気が付けば「子ども主体」で「Coaching」される授業展開に、先生方も端末を活用した授業への意欲を高めていました。