4年生総合「思いやりの心で共に生きる」(社会福祉体験)
2025年9月26日 17時31分9月25日と26日、2日間を通して、社会福祉体験をしました。
25日には視覚に障がいのある金村さんとガイドヘルプ体験に社会福祉協議会の方が来てくださいました。
金村さんとの交流では、普段の生活の様子についての話を聞いたり、実際に点字に触れたりしました。
また、携帯で写真で撮るとすぐにその写真の様子を音声で説明してくれる機能があるということを初めて知り、子どもたちは興味津々で、金村さんを囲んで写真撮影が始まりました。
ガイドヘルプ体験では、タオルで目隠しをして白杖を使って、友達に補助をしてもらいながら校舎内を歩きました。
スロープや階段を通ったりして、目が見えないことの困難さや誘導することの大変さを実際に体感しました。
26日は体が不自由である柴田さん、聴覚に障がいのある中越さん、手話通訳の横山さんに来ていただきました。
柴田さんとの交流では、体が不自由である方の普段の生活について話を聞き、少しの障がいでも生活していくには大変であることを知りました。
また、肢体不自由について知るだけでなく、自分たちや社会がどうあるべきかについて、考えることもできました。
中越さんや横山さんとの交流では、普段の生活やコミュニケーションの取り方について話を聞いたり、実際に手話であいさつや自己紹介をしたりしました。
口の動きのみでの意図の伝えにくさや手話に込められた意味を学ぶことができました。
子どもたちからは、「自分は今日1日体験するだけだけど、これがずっと続くから大変だ。」「街で障がいのある方を見かけたら、自分には何ができるだろう。」「相手のことを考えて行動することが大切だ。」など、今回の体験を通して障がいがある方の大変さや普段の生活で障がいがある方と出会った時の行動を自分事として考えることができました。
1学期の高齢者についての学びや、今回の社会福祉体験での学びを生かして、11月の船の国集会への準備を進めていきたいと思います。